23年から推薦と一般を統合 広島県教委が高校入試で方針

広島県教委は12月18日、県内の公立高校の入試について、現在の小学6年生が受験する2023年春実施の入試から、推薦入試と一般入試を一次選抜に統合する方針を決めた。一次選抜では、全ての高校で受験生に「自己表現」を課す。

同県では、生徒の主体的な学びを促す教育活動への取り組みや新学習指導要領の趣旨を踏まえ、15歳の生徒に「自己を認識し、自分の人生を選択し、実現することができる力」を身に付けさせる観点から、高校入試の改善に踏み切った。

高校ごとの特色に応じた入試の実施と、中学生の主体的な学校選択を実現するため、全高校で教育目標(スクールポリシー)や育てたい生徒像、入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)を明確に示す。

入試は一次選抜と二次選抜の2回とし、入試にかかる期間を短縮。中学校や高校の授業時数を確保する。このうち、二次選抜は、一次選抜で合格者が入学定員に満たなかった高校のみで実施する。

一次選抜では、学力検査と調査書を活用するほか、受験生全員に「自己表現カード」を作成させ、カードを活用した「自己表現」を実施する。それぞれの比重は、学力検査が6、調査書が2、自己表現が2の割合を原則とする。

また、調査書については、中学校3学年の評定の比重を、1年生と2年生が1に対し、3年生は3とする。これまで記載していた特別活動の記録などは「自己表現カード」に記述するようにすることで、記載内容の簡素化を図る。


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