国公立大学AO入試、過去最高の95大学285学部が実施

書類審査や面接によって受験生の能力や学習意欲、目的意識などを総合的に判定するアドミッション・オフィス(AO)入試を実施している国公立大学が95大学285学部に上り、過去最高となったことが12月20日、文科省が公表した、2020年度国公立大学入学者選抜の概要で分かった。

国公立大学におけるAO入試の実施率(大学数)の推移

各国公立大学が19年7月末までに公表した入学者選抜要項を収集し、概要を整理した。

それによると、国立大学でAO入試を実施しているのは59大学で、全国立大学の72.0%に当たる。学部でみると、222学部(55.4%)だった。前年度より2大学、18学部増加した。

一方の公立大学は国立大学に比べてAO入試の実施状況は低く、36大学(39.6%)、63学部(31.0%)で実施していた。前年度より5大学、7学部で増加した。

AO入試を新たに実施する国公立大学・学部は▽筑波技術大学(産業技術)▽千葉大学(文、理)▽新潟大学(経済科、工)▽富山大学(理)▽滋賀大学(教育)▽奈良教育大学(教育)▽香川大学(教育)▽鹿児島大学(法文、医、歯、工、農、共同獣医)▽公立千歳科学技術大学(理工)▽新潟県立大学(国際経済)▽福井県立大学(生物資源)▽神戸市外国語大学(外国語、外国語第2部)▽県立広島大学(生物資源科)▽高知工科大学(情報学群)▽長崎県立大学(経営)。

AO入試は21年度入試から「総合型選抜」と名称が変わり、調査書などの出願書類に加え、各大学が実施する小論文やプレゼンテーション、口頭試問、各教科・科目のテストなどか、大学入学共通テストのいずれか一つを活用することが必須となる。


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