教員免許状を失効した教員300人 認定こども園で突出

2019年4月1日時点で、教員免許状を失効した教員が全国で300人いることが12月26日、文科省が公表した免許状更新講習の修了確認状況調査で明らかとなった。免許状を失効した教員の校種をみると、認定こども園が211人と突出して多かった。

教員免許状を失効した教員数(校種別)

18年度に教員免許更新講習の対象となっていた現職の教員は、国立、公立、私立の学校を合わせて9万664人。そのうち、講習の修了を確認できなかったのは439人(前年度比37人増)いた。旧免許状の所持者で、修了確認期限が来る前に辞職したのは139人(同24人減)、免許状が失効したのは300人(同61人増)だった。

校種別でみると▽幼稚園 30人▽小学校 16人▽中学校 11人▽高校 29人▽特別支援学校 3人▽認定こども園 211人。認定こども園で保育教諭をしていると、現在は保育教諭の経過措置期間中であるため、教員免許状を失効していても継続して勤務できる。

免許状を失効した教員のその後の勤務状況をみると▽19年4月1日付で普通免許状の授与を受けて勤務 11人▽19年4月2日~6月1日までに普通免許状の授与を受けて勤務 10人▽教員免許状の再授与を受けず、普通免許状を必要としない職(管理職、事務職員など)として勤務(認定こども園を除く) 36人▽教員免許状の再授与を受けず、認定こども園において、園長、保育士、保育教諭などとして引き続き勤務 188人▽19年3月31日に任期が満了し、退職 40人▽その後の勤務状況が不明 15人――だった。

同調査は、国立、公立、私立の幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、認定こども園に勤務する、教員免許更新講習の修了確認期限が19年3月31日までの教員を対象に実施した。


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