教育振興基本計画を中学生がPR 北九州市が短編映画製作

教育振興基本計画を映画でアピール――。北九州市教育委員会は1月7日、昨年策定された「第2期北九州市子どもの未来をひらく教育プラン」の内容を紹介する短編映画『3日間クラブ』の予告編を、同市教委のホームページで公開した。映画には市内の演劇部に所属する中学生が出演し、新しい教育プランで盛り込まれた国連の持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、子供たち自らが未来を切りひらく姿を描いた作品となっている。

制作された『3日間クラブ』(予告編)のワンシーン

『3日間クラブ』は、台風により部活動が休みであることを知らずに学校に来てしまった4人の中学生が、誰もいないはずの学校で次々起こる不思議な出来事と遭遇し、互いに影響されながら成長していくエンターテインメント作品。

市の中学校文化連盟が主催する昨年の「演劇部合同発表会」で最優秀賞に選ばれた、市立則松中学校の放送・演劇部の生徒が出演し、制作に約5カ月を費やした力作で、脚本づくりにあたっては、実際に出演した中学生へのインタビューを基に、コミカルな場面を交えつつも、中学生が抱える悩みや課題を反映させるなど、共感を得られる内容にこだわった。

行政計画である新教育プランを映画でPRするのは、市教委としても初めての試み。市教委企画調整課の横川大信企画調整係長は「新教育プランの審議の中で、特にプランの主役である子供たちにどうやって知ってもらうかを検討した。その結果、単なる行政の紹介ビデオではなく、物語のある短編映画になった」と映画製作に至ったいきさつを話した。

現在、市教委のホームページで公開されているのは予告編で、30分の本編は2月1日に市内で開かれる中学生と市長、教育長らが話し合うタウンミーティングで披露される。


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