周知不足が課題 茨城県教委がSNS相談の結果まとめ

茨城県教委は1月7日、LINEで同県内の公立中高生のいじめ相談などにあたった「いばらき子どもSNS相談2019」の結果を発表した。実施した昨年8月10日から9月18日までの40日間で、対応した相談は812件だった。

対象生徒13万人に対し、利用の有無に関係なくアカウントを友だち追加したのは800人にとどまった。

県教委は、悩みが小さいうちから解消を図る必要性を指摘し、より多くの登録につなげるために、今後は周知カードの作成や配布などに取り組むとした。

相談件数を学校種別に見ると中学校が377件に上り、全体の半数近くを占めた。高校は192件、不明だったのは241件だった。

相談内容で最も多かったのは友人関係で171件。いじめについての相談は24件で、うち1件は学校での対応が必要と判断し、該当する学校あてに情報提供した。

そのほか多かったのは▽恋愛 45件▽学業・進路 43件▽自分の性格 42件▽心身の健康・保健 41件――などだった。

自殺をほのめかすような、緊急対応が必要な相談はなかった。

また相談期間終了後に、相談者らにアンケートを実施。利用した33人のうち6割以上が「相談してよかった」と回答した。


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