教員を語学研修でフィリピンに派遣へ 静岡県教委

小学校新学習指導要領における英語の教科化を受け、静岡県教委が来年度から教員をフィリピンに派遣する語学研修を開始することが、同県教委への取材で2月3日までに分かった。教員の語学力と英語指導力の向上が狙い。

対象となるのは、県教委が独自に設けている小学校英語指導資格「LETS」の認定を受けた教員のうち10人。7月から10日間、フィリピンの語学学校でマンツーマンによるレッスンを受ける。

費用は同県教委の「グローバル人材育成基金」を活用。研修期間中は、レッスンで身に付けた英語力を実践する場として、現地の小学校で日本文化を教える交流授業なども予定している。

今年度に試行実施した研修に参加した教員からは「個人レッスンで研修を受けられ、語学力に自信が付いた」「最初は聞き取ることも難しかったが、日を重ねるごとに聞き取れるようになっていった」「マンツーマンなので、自分に合った内容で理解しやすい」などの声が寄せられた。

同県教委では費用面に加え、英語のネーティブと長時間マンツーマンでレッスンを受けられる学習面でのメリットが大きいと判断。来年度からの実施を決めた。

担当者は「LETSに認定された教員は英語に対して積極的に取り組んでいるが、英語4技能のスキルは人によってまちまちだ。朝から晩まで、個人の課題に合わせてマンツーマンレッスンを受けられる効果は高い」と期待を寄せている。

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