新型肺炎で帰国の児童生徒への対応 文科省が変更を通知

新型コロナウイルス感染症への対応で、文科省は2月3日、中国から帰国した児童生徒への対応を変更すると、各教育委員会に向けて通知した。帰国した児童生徒に発熱や呼吸器症状があった場合は、まずは保健所に連絡し、指示を受けるようにする。また、文科省は大学入試において、受験生が新型コロナウイルスに感染している場合の受験機会の確保についても各大学に要請した。

同通知によると、中国から帰国した児童生徒については、学校で保健福祉部局や保健所、学校医と連携し、発熱や喘鳴(ぜんめい)などの呼吸器症状の有無を確認。帰国して2週間以内に37.5度以上の発熱や呼吸器症状が出た場合は、速やかに保護者から地域の保健所に相談し、保健所からの指示や主治医、学校医の意見を踏まえ、学校保健安全法に基づく出席停止の措置などの判断を行う。

症状がない場合でも、帰国後2週間は保護者との連絡を緊密にとるようにし、児童生徒が武漢市を含む湖北省に在住していたり、在住している人と接触があったりした場合は外出を控え、自宅に滞在することを要請する。

首相官邸では、新型コロナウイルスに関する特設ページを開設し、各都道府県の新型コロナウイルスに関する情報提供や保健所による電話相談窓口などを一覧にして公表している。

また、文科省では1月30日付の通知で、各大学に対し、受験生が新型コロナウイルスに感染していたり、感染が疑われたりしている場合であっても、各大学の実情に応じて、振替受験や大学入試センター試験を参考にした合否判定など、受験生への配慮を求めた。

次のニュースを読む >

関連