新型肺炎でいじめ防止要請 千葉県教委が通知

新型コロナウイルス感染症に関し、中国からの帰国者や、感染者を治療している総合病院など関係者の児童生徒に対するいじめと偏見を防止するよう、千葉県教委は2月4日までに、通知と文書などで各市町村教委に求めた。

同県内の宿泊施設や病院では、中国の湖北省武漢市からの帰国者を受け入れており、従業員らに関係する児童生徒のいじめ被害が危惧されている。

通知では、東日本大震災の原発事故で避難した児童生徒がいじめ被害に遭ったケースを教訓として、同様のことが発生しないよう、未然防止に細心の注意を払うように求めた。

また、スクールカウンセラーを活用した組織的な対応や、不安を抱える児童生徒のケアなどを要請した。

続いて出された文書ではさらに、病院や宿泊施設の関係者を家族に持つ児童生徒がいじめ被害に遭っているという一部報道を受け、改めて指導の徹底を求めた。

リーフレットは児童生徒向けで、感染症の対応にあたる関係者の子供が傷つく言動を絶対にしないことや、そうした場面を見かけたり、そういった言動で傷ついたりした場合は、大人に相談することなどを促している。

同県ではすでに、新型コロナウイルスに関連するいじめアンケートを実施したが、被害の報告はなかったという。

同県教委児童生徒課の担当者は「アンケートでいじめ被害が報告されなかったからといって、油断してはいけない。注意深く子供たちを見守っていかなければいけない」と話している。

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