【1人1台】タブレットを個人貸与 愛知県岡崎市が方針

2023年度までに小中学校に児童生徒1人1台の学習者用コンピューターを導入する文科省のGIGAスクール構想を受け、愛知県岡崎市は小学4年生以上の児童生徒個人にタブレット端末を貸し出す「岡崎版GIGAスクール構想」を策定した。1月30日に開いた同市の総合教育会議で了承された。学年が上がっても個人が継続して利用できるようにすることで、個に応じた多様な学びへの転換を図る。

同市教委によると「岡崎版GIGAスクール構想」は、学校における1人1台環境の実現によって、学び方改革と働き方改革を加速させるのが狙い。児童生徒が1人1台の端末でどのように学ぶかを具体的に想定し、その整備や運用方法までをパッケージにした。

端末はすでに市内の学校で導入実績があるアップル社のiPadを採用し、来年度に約2万台を整備する。特に小学4年生以上では、端末を個人にひもづけて中学校卒業まで貸与する「Myタブレット」として運用。個人にアカウントを付与することで、中学校への進学や学年が上がっても、同じ設定でアプリを継続して利用したり、作成したファイルをクラウド上に保存したりできるようにする。

合わせて、教職員用にも2500台のiPadを導入し、学校へのICT支援員の増員やネットワーク環境の整備、高速プリンターの設置、クラウド活用の推進などを一体的に展開することで、授業改善や働き方改革につなげる。

市教委の担当者は「1人1台の学習は学校として未経験のことも多く、『Myタブレット』についても、まずは学校内や授業での利用から模索する。将来的には、家庭に持ち帰って学習に使用することなども考えられる。6年間を通じて、タブレット端末を自分のものとして大切に活用してほしい」と期待する。

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