エコスクールの活用で事例集 検討部会が取りまとめ

環境教育の教材としても活用できるエコスクールについて、文科省の「環境教育に活用する学校施設検討部会」は2月4日、第5回会合を開き、全国のエコスクールの活用事例集を取りまとめた。環境教育やESDの実践を踏まえ、エコスクールとして施設を継続利用していくためのポイントなどをまとめた。

エコスクールの事例集を取りまとめた文科省の検討部会

環境に配慮した機能を持たせた施設で、環境教育の教材としても活用することを想定したエコスクールは、これまでに1806校が国の認定を受けている。

しかし同省が2018年度に抽出調査でアンケートを実施したところ、エコスクールを活用した環境教育について「あまり取り組んでいない」と回答した学校が21%を占めていた。

その理由は「教員の移動により継続が難しい」「エコスクールを環境教育に活用する方法がわからない」「エコスクール特有の設備の使い方がわからない」などだった。

そこで同省では、エコスクールを活用した環境教育やESDの事例を収集。施設を効果的に継続して利用していくためのポイントなどを事例集としてまとめ、普及を図ることにした。

事例集では、全国14校のエコスクールの事例を中心に紹介。16種類の「環境サイン」を校舎に設置する(東京都江戸川区立篠崎第三小学校)など施設面の工夫や、地域と協力して校庭の芝生を管理する(東京都板橋区立蓮根第二小学校)といった運営の方法を掲載するとともに、ゼロエネルギー化を考えるワークショップで足踏み発電機を開発する(奈良県生駒市立鹿ノ台中学校)などの、実際に実践されている環境教育やESDについて解説している

事例集は今年度中に文科省ホームページで公表する予定。

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