女優の綾瀬はるかさん 児童に夢の大切さを語る

女優の綾瀬はるかさん 児童に夢の大切さを語る
児童の質問に答える綾瀬さん(左)と小口さん
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 オリンピック・パラリンピック東京大会を記念して、女優の綾瀬はるかさんと東京都江東区立有明学園(本多健一朗校長、児童生徒802人)の児童との交流イベントが2月7日、同区のパナソニックセンターで開催された。同学園の6年生61人が綾瀬さんとボッチャを楽しみ、将来の夢を発表して、挑戦や夢を追うことの大切さについて考えを深めた。

 サプライズで綾瀬さんが会場に登場すると歓声が上がり、感動のあまり泣き出す児童も。

 6年間かけて全国を巡り、東京大会を目指すアスリートと交流を深めてきたという綾瀬さんは「毎日の練習や積み重ねが結果につながっている。皆さん楽しみながら頑張っていて、その姿は素晴らしかったし、美しいなと思った」と説明した。

 児童らはそのときの、真剣にスポーツに打ち込む選手の映像を見て、「夢を持って諦めない気持ちを持てば、しっかりと実現できると感じた」と感想を語った。

 続いて児童らは「夢と挑戦」をテーマに、思い描く将来について発表。自ら用意したパワーポイントの資料を示しながら、弁護士や気象予報士など将来就きたい職業を説明した。

 ロボットエンジニアを目指しているという児童は「介護ロボットやレスキューロボット、いつかは心を持ったロボットを作り、人を幸せにしたい」と話した。

 綾瀬さんは自身の小学生時代を振り返りながら、「私はその頃、夢がぼやっとしていた。皆さんはいろいろな職業について、明確に調べていてすごい。夢に向けて少しずつ頑張ってください」とエールを送った。

イベント終了後、感想を話す綾瀬さん
イベント終了後、感想を話す綾瀬さん

 同イベントには、ウインタースポーツのリュージュ元選手でオリンピアンの小口貴久さんも出席した。

 1年前から同学園の児童と交流を重ねてきた小口さんは「皆さんと1年ぶりに会えて、夢や挑戦に向かう姿勢に磨きがかかっていると感じた。私はオリンピックに出たいと思って夢をかなえたけれど、夢に優劣はない。どんなことでも、夢を持ち続けてほしい」とアドバイスした。

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