高精細複製品を活用して国宝などに親しむ授業 募集開始

国立文化財機構文化財活用センターは2月12日、高精細複製品を活用して国宝や文化財に親しむための「ぶんかつアウトリーチプログラム」の2020年度募集を開始した。

文化財活用センターの職員が講師として出張し、プログラムを実施

同プログラムは、文化財活用センターが今年度から取り組んでいるもので、高精細複製品を学校の授業などで活用し、文化財に親しんでもらうことを目的としている。

最先端の撮影技術およびプリント技術で制作された複製品には、職人の伝統的な技法を用いて金箔(きんぱく)などが施され、教科書に登場するような国宝や重要文化財が再現されている。

対象は、全国の教育機関や社会教育関係団体などで、実施方法は「複製品含むキット貸し出しと講師派遣」と、「複製品を含むキット貸し出しのみ」の2パターンがある。料金は原則として無料。今年度は小中学校を中心に、11件で利用された。

高精細複製の名宝を観察した後、自分だけの松林図屏風を作る

プログラムのひとつ「自分だけの松林図屏風をつくってみよう」は、国宝「松林図屏風」の複製を自分と同じ高さの床に置き、屏風に近づいて色や形、配置に注目して見た後、屏風型のワークシートに松を描いたり、松の木のスタンプを押したりすることで、自分だけの松林図屏風を自由につくる体験型プログラム。

そのほか、「絵で読む平家物語」プログラムは、英国・大英博物館所蔵の「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」の高精細複製を用いて、平家物語の原文や現代語訳を参考にしながら、描かれた場面や人物を見ることで、古典を生き生きと学ぶことを目的としている。

申し込みはWEBサイトの「ぶんかつアウトリーチプログラム申し込みフォーム」に必要事項を記入し、送信する。

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