【新型肺炎】 高校入試会場での感染症対策の徹底を通知

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の国内での感染が広まる中、文科省は2月19日、高校入学者選抜の試験会場での、感染症対策の徹底を求める対応方針を通知した。▽試験会場の清掃やアルコール消毒、こまめな換気の実施▽試験会場へのアルコール消毒液の設置▽咳(せき)エチケットや手洗いの励行の呼び掛け――などを可能な範囲で行うよう求めた。また、入学志願者や保護者に対する必要な情報提供や相談対応に努めるよう促している。

通知では、新型肺炎への感染または感染が疑われた生徒に対して、受験機会を十分に確保する必要があるとして、中国から帰国した生徒に限らず、追試験などを検討するよう促した。入学志願者や保護者に対する情報提供や相談対応に努めることも明記している。

さらに、新型肺炎の流行状況によっては、入学試験の延期などを検討し、適切な措置を講じるよう学校設置者である都道府県教委などに求めた。このような事態が生じた場合に備え、▽入学志願者への連絡方法や問い合わせ窓口の設置▽関係機関との連携や協力体制の構築▽受験機会の確保措置――について事前に準備するよう注意喚起している。

こうした入学者選抜の対応方針は、小中学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校での入学者選抜でも同様だとしている。

同省ではこれに先立ち、2月18日に児童生徒への新型肺炎が確認された段階で、都道府県と保健所を設置している市や特別区は、教育委員会をはじめとする学校の設置者や学校などと情報を共有。校長は感染した児童生徒については、治癒するまでの間、出席停止の措置を取るとともに、都道府県などが行う感染経路の特定や濃厚接触者の特定に協力するよう通知している。

新型肺炎の子供への感染を巡っては、和歌山県で2月18日、10代男性への感染が確認された。男性は新型肺炎の治療に当たり、感染した医師の子供で現在、医療機関に入院中だが、症状は出ていないという。10代の感染例としては国内で初とみられる。

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