【新型肺炎】選抜大会の中止相次ぐ 高校ラグビーも

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による感染拡大防止のため、日本ラグビーフットボール協会は3月2日、今月に開催予定だった「第21回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」を中止すると発表した。政府要請による一斉休校で、学校の部活動も自粛となる中、春先の全国大会の開催が相次いで中止を余儀なくされている。

「第21回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」は3月25~31日に、埼玉県熊谷市の「熊谷スポーツ文化公園熊谷ラグビー場」を会場に開催される予定で、全国の強豪校32チームによる日本一を決めるはずだった。

同協会の新井均特任理事は「試合を楽しみにしていた多くの皆さまに心よりおわび申し上げる。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する政府からの基本方針を勘案し、選手やスタッフ、皆さまの安全を守るために決定した」とのコメントを発表した。

ラグビー以外にも、例年春休みの時期に開催されていた高校の選抜大会は中止せざるを得ない状況になっている。これまでにすでに中止を公表している大会には「第35回全国高等学校新体操選抜大会」や「第47回全国高等学校選抜卓球大会」、「第42回全国高等学校柔道選手権大会」などがあり、まだ正式に表明していない競技団体も含め、ほぼ全てで開催中止となることが見込まれる。

全国高等学校体育連盟(高体連)の西塚春義事務局長は「全国大会に出場できなくなった選手の気持ちを考えると残念でならない。各主催団体は無観客試合での開催も含めて検討した結果、選手の安全面を最優先し、苦渋の決断をしたのだと思う。一斉休校中は部活動もできない。本来、春は夏のインターハイを見据えた、チーム作りにとって重要な時期だが、この状況では仕方がない」と話した。

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる「第92回選抜高等学校野球大会」を主催する日本高等学校野球連盟は、3月4日に運営委員会を開き、同大会の対応を決める予定。

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