【一斉休校】「児童生徒の外出について」通知 文科省

政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解を受け、文科省は3月4日、都道府県教委などに対し、休校期間中の児童生徒の外出について、▽のどの痛みだけ、咳(せき)だけ、発熱だけなど、軽い風邪症状でも外出を控える▽風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かない――点に留意して指導にあたるよう求める通知を出した。

専門家会議が2日時点でまとめた見解では、▽症状の軽い人も、気が付かないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられる▽一定条件を満たす場所において、1人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されており、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されている――と指摘している。

文科省では、こうした専門家会議の見解を踏まえ、休校期間中の児童生徒の外出に対する留意事項を通知。休校期間中に児童生徒が犯罪に巻き込まれる恐れがあるとして、保護者・PTAと地域住民によるパトロールや、声掛けを実施している地域体制の活用、スクールガード・リーダーなど登下校時の見守り活動を行う人たちの協力を得ること――も有効だと指摘した。

また、児童生徒の心のケアに配慮する必要があるとして、新型コロナウイルス感染症に絡んだいじめや偏見が起きないように、24時間子供SOSダイヤルなど相談窓口を周知し、児童生徒の相談に応じ、養護教諭やスクールカウンセラーなどによる支援を行うよう求めた。

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