【1人1台】GIGAスクール対応 グーグルが新パッケージ

学習者コンピューターの1人1台環境の整備を進める文科省のGIGAスクール構想を受け、グーグルは3月17日、オンラインによる記者会見を開き、教育機関向けに「グーグルGIGAスクールパッケージ」を発表した。

端末「Chromebook」と、クラウド型教育プラットホーム「G Suite for Education」を組み合わせ、導入自治体向けに研修プログラム「Kickstart Program」を加えた。同プログラムでは教育委員会による運用管理のセットアップ支援や、教員の業務を軽減させるためのスキルアップ研修、主体的・対話的で深い学びを実現するための活用方法の提案などを行う。文科省が自治体などに補助する上限額の4万5000円以内で提供する。

クラウド上での使用が前提となることから、生徒同士で端末を共有したり、学校以外の場所からスマートフォンなどのデバイスを用いて学習や業務に取り組んだりできる。

記者会見で「Google for Education」グローバルディレクターのジョン・バンバキティス氏は「世界各国で使用実績のある『Chromebook』は、非常にシンプルなデザインで汎用(はんよう)性があり、教育には最も理想的だ。鉛筆やノートなどと同じくらい、学習の友として活用できる」と説明。「G Suite for Education」では、近く縦書きにも対応すべく、開発を進めていることも明かした。

また、2017年度から「Chromebook」の導入を進めている東京都町田市教育委員会の金木圭一・学校教育部指導課指導室長は「『Chromebook』によって教員の端末を学習・校務兼用にしたことで、コストの削減につながっただけでなく、学校外でも使用できるので、働き方改革にもつながった。これにより、新型コロナウイルス感染症による臨時休校では、教員のテレワークもスムーズに実施できた」とメリットを強調した。

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