【一斉休校】文科相「再開目安、今月中に示す」

全国の小中高、特別支援学校の一斉休校に関して、萩生田光一文科相は3月17日の閣議後会見で、「できる限り、新年度からの授業再開を目指したい」とし、今月中にも学校再開の目安を公表すると明かした。一斉解除の可否も含め慎重に検討するとした一方で、「設置者である自治体の判断を尊重したい」と説明し、自治体に決定権があると強調した。

「自治体の判断を尊重したい」と話す萩生田文科相

学校再開の目安は、19日をめどに示される政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の報告内容が反映される。自治体と隣接自治体の感染者の有無や終息状況、学校再開時に感染拡大を防ぐための方策などを盛り込む考え。

特に懸念されている学校のクラスター化については、専門家会議が示したクラスター化しやすい3条件(▽換気の悪い密閉空間▽人が密集▽近距離での会話や発声)を踏まえて、具体的な防止策を示す。

会見で萩生田文科相は、空き教室を活用して1クラスを2つに分けて授業する方法や、土曜日を活用して全学年が同時に学校に集まらない方法を紹介。それに伴い必要となる追加の教職員の加配に関しても、「これだけの緊急事態。再開にあたっての支援は惜しみなくしていく」と前向きに話した。

一方で、「文科省はいくつかの配慮点を示すが、これらを全てクリアしなければ、学校再開ができないというルールではない」「あくまで学校設置者に権限があるので、細かく縛ることは考えていない」などと説明し、自治体の状況に合わせて弾力的に運用できると強調した。

次のニュースを読む >

関連

あなたへのお薦め

 
特集