春休みに各家庭で手作りマスクの準備を 文科省が通知

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、深刻なマスク不足が続いている事態を受け、文科省は3月25日、新年度の学校再開に向け、授業中に児童生徒がマスクを着用できるよう、春休み中に各家庭で手作りマスクを準備することを求めた通知を出した。どうしてもマスクが手に入らない児童生徒について、いじめの標的にならないよう十分に配慮することも求めた。

都道府県などの各教育委員会に宛てた通知では、文科省が24日に出した「学校再開ガイドライン」の内容に触れ、「集団感染のリスクを避けるため、特に屋内で、近距離での会話や発声が必要な場面ではできる限りマスクの装着をお願いします」と、学校現場での飛沫(ひまつ)感染のリスクを避けるよう改めて強調。

それを踏まえ、春休み中に、各家庭で手作りマスクを作る取り組みを広めるよう求め、難しい家庭に関しては地域や学校がフォローする必要性を指摘した。

また、児童生徒向けに、ハンカチを活用したマスクの作り方を解説した動画を公開。俳優の鈴木福さんらが出演し、布の網目が細かいハンカチを使うなど、アドバイスを添えて説明する。正しい手洗いの方法や毎日の健康管理など、感染を予防するための行動も紹介した。

学校再開ガイドラインでは、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が集団感染の起きる要件として示した3つの条件(換気の悪い密閉空間、多くの人が密集、近距離での会話や発声)が同時に重なる場面を学校現場から排除するため、(1)換気の徹底。可能であれば、教室で2方向の窓を同時に開ける(2)近距離での会話や発声の際にマスクを使用する――ことを通知している。

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