戸田市教委がウェブ着任式 市長らがカメラ越しに歓迎

新年度を迎え、学校のICT化が進んでいる埼玉県戸田市では4月1日、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染防止対策として、市の教育センターと市内の市立小中学校をテレビ会議システムで中継して「ウェブ着任式」が行われた。菅原文仁市長や戸ヶ崎勤教育長らが、カメラ越しに新規採用教員を含む75人の教員に向けて歓迎のメッセージを送った。

カメラ越しに各校に着任した教員らに話しかける菅原文仁市長

同市では例年、市の文化会館で新年度に市内の小中学校に着任した教員らが一堂に集まり、着任式を開催してきたが、新型肺炎の感染防止のため、教育センターの会議室と各学校をテレビ会議システムの同時配信でつないだ。

教育センター側から名前を呼ばれると、各校の教員はほとんど間を置かずに起立して一礼するなど、式はスムーズに進行した。

あいさつで菅原市長は「今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、学校には大変な苦労をかけている。今後、休業についてもどうなっていくのか不透明な部分も多い状況の中で、神経をすり減らすような状態が続いている。しかし、こんなときだからこそ、教師の力が試されている」と教員らを激励した。

市内小中学校を結んだテレビ会議システム

初の試みである「ウェブ着任式」を終えて、戸ヶ崎教育長は「式は、どうしても厳かなものでなければならないという意識があるが、テレビ会議システムでも伝えたいことは伝わった。ただでさえ年度初めの4月1日は忙しい。着任した学校から参加できるのであれば、時間の有効活用にもなる。今後も、こうした取り組みをやってみるといいかもしれない」と振り返った。

 

 

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