全国高校総体に暗雲 各地でブロック大会中止の動き

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染拡大で小中高校の休校が長引き、部活動を自粛している自治体が多い中、8月に予定されている全国高校総体(インターハイ)の開催が危ぶまれている。インターハイにつながるブロック大会のうち、九州大会、中国大会、関東大会などで中止の動きが出てきたためだ。一方で、春の全国高校選抜大会に続く全国大会の中止が選手に及ぼす心身両面への悪影響を懸念し、規模を縮小してでも開催してもらいたいと願う関係者らの声も切実だ。全国高等学校体育連盟(高体連)は4月中に臨時理事会を開き、各地の動向を踏まえた上で、インターハイ開催の可否について協議する。

ブロック大会の中止が相次ぐ理由としては、選手や関係者が広域から集まることから、①航空機やJR、バスなどでの移動で安全が確保できない②宿泊を伴う大会となり、飲食なども含めて宿泊施設内での感染拡大の恐れがある③現時点で学校教育活動や部活動を再開できていない県が多く、十分な準備期間をとった上での大会実施が難しい④開催の方向で進めた後、感染状況の悪化などで急きょ中止した場合は、移動交通機関や宿泊施設のキャンセル料など、かなりの負担が予想される――などが挙がっている。……

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