全国学力調査の課題踏まえ 国研が理科の授業映像を公開

2018年度に実施された全国学力・学習状況調査で明らかになった課題を踏まえ、国立教育政策研究所は4月15日までに、小中学校の「理科」に関する映像資料をホームページ上で公開した。全国学力調査で明らかとなった学習指導の改善・充実のポイントをまとめた15分程度の内容で、新学習指導要領にも対応している。

公開された小学校6年生「月と太陽」の授業映像の一場面

全国学力調査で「理科」は3年に1度出題される。直近で実施された18年度調査では、結果を見通して実験を構想したり、自然の事物・現象に含まれる要因を抽出、整理し、条件を制御して実験を計画したりすることなどに課題がみられた。

これらの課題を踏まえて作成された授業映像は、小学校では①物と重さ(3年生)②電流の働き(4年生)③季節と生物(4年生)④物の溶け方(5年生)⑤電気の利用(6年生)⑥月と太陽(6年生)――を、中学校では①生物の特徴と分類の仕方(1年生)②光の反射・屈折(1年生)③身近な地形や地層、岩石の観察(1年生)④植物の体のつくりと働き(2年生)⑤化学変化(2年生)⑥中和と塩(3年生)――の6事例ずつを取り上げた。チャプター版も用意され、授業の中でポイントとなる場面から視聴することもできる。

各事例の概要や学習指導案、授業で使用した教材の紹介、指導の工夫などをまとめた解説書も作成し、研修や授業研究に活用できるようにした。

映像資料は国研のホームページから確認できる。

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