【コロナと学校】解説 授業目的公衆送信補償金制度

新型コロナウイルス感染症による臨時休校が長引き、オンラインによる遠隔授業の実施を検討する学校が増えている。これまで、遠隔授業の中で教科書や音楽などの著作物を配信するには、著作権者の許諾が必要だった。こうした状況を踏まえ、文化庁は4月28日に「授業目的公衆送信補償金制度」に関する改正著作権法の施行を約1年早め、補償金を指定管理団体に支払えば、著作権者に許諾を取らなくても、遠隔授業などで著作物を利用できるようにする制度をスタートさせる。遠隔授業の実施を後押しする「授業目的公衆送信補償金制度」とは、どういったものなのだろうか。




授業目的公衆送信補償金制度とは

知的財産権のうち、文学や音楽、写真、映画、などには著作権があり、他人の著作物を使用する場合には、引用など、著作権法で定められた例外を除き、著作権者に許諾を得る必要がある。……

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