10~17歳の約半数 ネット1日3時間以上、昨年度調査

子供のインターネットの利用時間が長時間化傾向にあることが、内閣府がこのほど公表した、2019年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」の報告書で分かった。同調査は一斉休校前の今年1月10日から2月14日の間に、全国から抽出した満10~17歳の子供5000人とその保護者5000人を対象に実施。家庭でネットの利用時間などのルールを決めている割合は6割に上ったが、小学校から高校に校種が上がるにつれ、その割合は下がった。

子供のネット利用時間の推移

10~17歳の子供で、ネットを平日1日あたり3時間以上利用する割合は46.6%を占め、平均では182.3分利用していた。19年度のネットの利用時間は、▽1時間未満 11.2%(前年度比0.7ポイント減)▽1時間以上2時間未満 19.5%(同3.0ポイント減)▽2時間以上3時間未満 21.3%(同増減なし)▽3時間以上4時間未満 17.6%(同2.0ポイント増)▽4時間以上5時間未満 10.5%(同0.3ポイント増)▽5時間以上 18.4%(同4.0ポイント増)▽分からない 1.4%(同2.7ポイント減)――で、前年度と比べ3時間以上利用している割合が増加した。

校種別にみると、ネットを3時間以上使っている割合は▽小学生 29.3%▽中学生 45.8%▽高校生 66.3%――で、平均時間でも▽小学生129.1分▽中学生 176.1分▽高校生 247.8分――と、校種が上がるごとに増加していた。特に高校生では、ネットを5時間以上使っている割合は31.5%に上った。

家庭でネットの使い方に関して「ルールを決めている」と答えたのは60.7%だったが、校種別にみると▽小学生 77.7%▽中学生 63.6%▽高校生 38.6%――で、校種が上がると割合が低くなり、特に高校生では4割を下回った。

具体的なルールの内容を複数回答で聞いたところ、最も割合が高かったのは「利用する時間」で75.7%、次いで「困ったときにはすぐに保護者に連絡する」が36.6%、「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法」が36.5%、「利用する場所」が33.9%と続いた。

このうち、「利用する時間」は18年度調査と比べて10.6ポイント、「困ったときにはすぐに保護者に連絡する」は7.9ポイント増加した。

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