休校中に子供1人で留守番 火災が相次ぎ警鐘

休校中に子供が1人で留守番している際の火災事故が千葉県や愛知県などで相次いで発生したため、徳島県徳島市は4月23日、児童生徒と保護者向けのリーフレット「YOUの留守番、大丈夫 !?」をホームページ上で公開した。コンロや電気コード、暖房器具からの思わぬ火事の危険性について触れ、「留守番中にはさまざまな危険が隠れている」と警鐘を鳴らしている。

留守番中の注意点を呼び掛けるリーフレット

リーフレットの説明文は、児童生徒向けと保護者向けに分け解説。特に児童生徒向けの部分では顔文字や、同県で日常的に使われる方言「阿波(あわ)弁」を盛り込み工夫を凝らした。

同市の担当者は「少しでも子供たちに興味を持ってもらい、火災を防がなければ」と狙いを話す。

子供1人の留守番時はカップ麺などを作る機会が増え、「コンロ火災」の危険性が高まるとし、特に「消し忘れ」に注意するよう指摘。その他の注意点については、▽コンロの使用時は近くを離れない▽火のそばに燃えやすいものを置かない、火が燃え移らないよう周囲を整理整頓しておく▽もしもの時に119番通報できるよう、自宅の住所や氏名を伝えられるようにしておく――などを挙げた。

また、近年増加傾向にあるという電気による火災に関しても、注意するよう指摘。具体的には▽電気コードの上に物を置かない▽電気コードが束ねたり、絡まったりした状態で使用しない▽使わないときはコンセントを抜く――などと整理した。

さらにこれをきっかけに、家庭内の住宅用火災警報器が正常に作動するか点検するように呼び掛けた。

担当者は「市内ではまだ発生していないが、各地で休校中の子供が巻き込まれる火災が立て続けに起こり、危機感が高まり急きょ作成した。大変な時期だが、この危険性を全国にも発信し、子供たちの安全を守りたい」と話した。


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