【コロナと学校】全国中学体育大会 中止が決定

日本中学校体育連盟(中体連)は4月28日、夏の全国中学校体育大会(全中)を中止することを決め、都道府県の中体連や関係機関に通知した。新型コロナウイルス感染症の拡大が収まらず、臨時休校が続いて部活動も再開できない中学校が大半を占めるため、大会開催はリスクが大きいと判断した。夏の全中は8月17日から25日にかけて静岡、愛知、岐阜、三重の東海地方4県で陸上、水泳、軟式野球など16競技を行う予定だった。代替大会は行われない見通し。

中体連は4月16日に臨時理事会を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で取りやめ、開催可否について総合的に判断するため、理事から文書で意見を募っていた。

28日に関係機関に送った通知で、中体連の川越豊彦会長は「全国中学校体育大会は中学生アスリートにとってオリンピックに匹敵する夢舞台」で、「3年生にとっては中学校時代の最高の思い出の一つとなり得る集大成の大会」とした上で、各地区で予選大会が開催できない状況も含め、選手や関係者の「命と安全を守るため」、苦渋の決断に至ったと、理解を求めた。

中体連の大河原嘉朗専務理事は、予選大会が早い地区では大型連休明けから始まる予定だったことから、「この状況では無理だった」と、この時期に中止を決めた理由を説明。「選手たちには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。ここでくじけず、新たな希望を持って、次の段階に向かってほしい。学校が再開されて部活動ができるようになったら、自分の将来のため、ぜひ、上の大会を目指して競技を続けてほしい」と、選手の心情を思いやった。

駅伝、スキー、スケート、アイスホッケーを行う冬の全国中学校体育大会の開催可否については、引き続き検討し、後日決定するとした。

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