自宅でSDGs学ぶ機会 金沢工業大が教材開発

休校期間中の児童生徒に向けて、金沢工業大学はこのほど、自宅でSDGsを学べる教材「STAY HOME for SDGs ~おうちで取り組む17日間 SDGs チャレンジ~」を開発し、ホームページで公開した。学生団体「SDGs Global Youth Innovators」と連携し、「保護者と家事を分担する」や「休校中に新しくできるようになったことを紹介する1分間動画をつくる」など、小学校低学年から取り組める内容にまとめた。

同学は全国の小中高で一斉休校が始まった3月から、「さまざまな教育関連組織が無償で学習ツールを提供している一方で、学習成果を発表する機会は十分に用意されていないという状況がある」として、SDGsに関連した学習支援や、オンライン上で児童生徒が学習成果を発表する機会を設けてきた。

教材ではSDGs17の目標ごとに、「新型コロナウイルスの感染拡大によって起きる変化の例」と「自宅で取り組める例」をそれぞれ整理。学習者はそれらを参考に、休校中にできる取り組みに着手し、活動内容や工夫した点などをまとめる。

例えば「5、ジェンダー平等を実現しよう」では、新型コロナウイルスの感染拡大による変化を、「皆が家にいるとお父さん、お母さんの家事に使う時間が増える。日本の場合、お母さんが行う家事が一番増えやすい」と解説。それを踏まえ、自分でできる家事を増やし、保護者と相談しながら分担表を作ることを提案している。

「10、人や国の不平等をなくそう」では、変化を「人を批判する情報やフェイクニュースのように誤った情報が流れることで、人々の間に対立が生まれてしまう」と説明。発信元を確認して、信頼できない情報があれば家族で共有するよう注意を促している。

すべてのチャレンジに取り組み、活動を報告した児童生徒には修了証が送られる。

詳しくは同学ホームページで確認できる。


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