【コロナと学校】教採1次試験実施せず 北九州市が方針

新型コロナウイルスへの感染防止として、北九州市教育委員会はこのほど、今夏に実施する来年度の教員採用試験について、1次試験を実施せず、2次試験のみに変更する方針を発表した。併せて志願書の受付も6月末まで延長する。

同市教委によると、7月12日に筆記試験や適性検査を行う予定だった1次試験は、1つの会場に大人数が集まり、感染リスクが高いため実施しないこととし、8月に行う2次試験のみで志願者を選考する。

また、この変更に伴う周知期間を確保するため、5月29日までとしていた志願書の受付期間を6月30日まで1カ月延長。原則、電子申請で受け付ける。

模擬授業や個人面接などを行う2次試験では、集合時間の段階的な設定や控室の増設、実技試験の課題の精選などによる感染防止対策を徹底する。1次試験を実施しないことによる受験者数の増加に対応するため、試験日程を前後で1日ずつ延ばし、8月10日から12日および同月17日から23日までとする。2次試験の集合時間などの詳細については、7月22日に市の教員採用情報専用サイトに掲載される。

同市教委の担当者は「7月に新型コロナウイルスが終息しているか分からない中で、1次試験の延期や会場の増設、感染者が出た場合の対応策などを検討した結果、2次試験のみで試験を実施することになった」と経緯を説明した。

新型コロナウイルスの教員採用試験への影響では、志願者向けの説明会を中止とする自治体などが出ていたが、試験の実施方法そのものを変更したのは、北九州市が初めてとみられる。

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