【コロナと学校】NHK全国学校音楽コンクールも中止

NHKと全日本音楽教育研究会は5月18日、この夏から秋にかけて予定していた「第87回NHK全国学校音楽コンクール」を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染防止の取り組みが長期にわたる現状から、参加する児童生徒や学校関係者らの健康、安全を第一に考えたとしている。

同コンクールは小学校、中学校、高校の部に分かれて課題曲と自由曲を歌う合唱コンクールで、7月から予選に当たる地区コンクールが始まり、11月21日から3日間、東京のNHKホールで全国コンクールが行われる予定だった。

主催者は中止を決めた理由について、「(文科省が示した)『学校再開ガイドライン』を踏まえ、また、(厚労省が示した)『新しい生活様式』を心掛けても、コンクールでの集団による合唱は十分な間隔をあけたり、近距離での発声を避けたりすることに限界があり、感染拡大のきっかけになりかねない」と、苦渋の決断であることを強調した。すでにホームページなどで公表している今年の課題曲は来年に持ち越すとした。

新型コロナウイルスの影響を受け、音楽コンクールでは秋に予定されていた全日本吹奏楽コンクールの中止がすでに決まっている。文化系の部活動に励む高校生にとっては、夏に高知県で行われる予定だった全国高等学校総合文化祭が通常開催を取りやめ、インターネット上に動画や作品を配信する形での開催に変更されるなど、活動成果を発表する場が狭められている。


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