【9月入学】首相、一転慎重 「拙速避ける」

政府の緊急事態宣言が全ての都道府県で解除されたことを受け、安倍晋三首相は5月25日、首相官邸で記者会見を開き、休校長期化に伴って子供たちに学びを保障する方策として浮上した9月入学への移行について、「慎重に検討していきたい。拙速は避けなければならない」と述べた。安倍首相は前回の記者会見で9月入学への移行に意欲的な姿勢を見せていたが、与党や自民党内部の慎重論などを受けて、発言をトーンダウンさせた。

記者団から9月入学への移行について、現時点での気持ちを問われた安倍首相はまず、「学校休業が長期化する中、子供たちの学びを保障していくことは、極めて重要な課題」だとして、GIGAスクール構想の大幅な前倒しによる1人1台端末の整備と、分散登校や衛生管理など感染リスクを低減しながら教育活動を継続するマニュアルの提示など、「あらゆる手段を尽くして子供たちの学びの保障に取り組んでいる」と強調した。……

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