【コロナ時代の教育】Withコロナの学校運営など講演

超教育協会(会長・小宮山宏三菱総合研究所理事長)は5月26日、熊本市の遠藤洋路教育長をメインスピーカーに招いたオンライン講演会「教育長に聞く」を開催した。遠藤教育長は休校中のオンライン授業から学んだことと、Withコロナ時代の学校運営についても展望を語った。

Withコロナの学校運営について語る熊本市の遠藤教育長

同市は4月15日から全ての市立小中学校で双方向型のオンライン授業を始めるなど、その取り組みに注目が集まっている。

遠藤教育長は休校中のオンライン授業から学んだこととして、▽「できるところからやる」ことが、全体のレベルアップにつながる▽オンライン授業には不登校の子供も参加しやすい▽日ごろの授業のやり方がオンライン授業にも反映される▽ICTの活用が進んでいる学校ほど、家庭でのタブレット利用に関する問題が少ない▽「学校で授業をする意味」をより深く考えるようになる▽自ら考え行動する力が問われる――を挙げた。

また、興味深かった結果として、「日ごろの授業のやり方が、オンライン授業にも反映されている。日ごろの授業以上のことは、オンラインではできない。オンライン授業をすることで、日ごろの授業の改善点も明らかになった」と述べた。

今後のWithコロナ、アフターコロナ時代の学校運営については、「今後もオンライン授業は継続する」と明言した上で、「不登校などの学校に来られない子供たちや、第2波などの状況に備えても、オンラインでの学びは必要だ。一人一人に合った学び方の選択肢の一つとしても有効だと考えている。将来的には、オンラインで学びたい子供だけが集まる『熊本市立オンライン小学校』のようなものがあってもいいのではないか」と展望を語った。

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