熱中症予防で啓発動画作成 マスク着用でリスク高まる

暑さが本格化するのを前に、日本スポーツ協会(JSPO)は6月3日、スポーツ活動中の熱中症予防に関する啓発動画を作成し、同協会ホームページで公開した。

公開された熱中症予防の啓発動画(JSPO提供)

熱中症は体が暑さに慣れていない梅雨の時期に起こりやすいとされており、特に新型コロナウイルスの感染防止としてマスクを着用した状態で運動するのは、熱中症のリスクを高めるため注意が必要となる。

学校やスポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブ向けに制作された啓発動画は①体温調節のしくみと熱中症発症のメカニズム②スポーツ活動中の熱中症予防5ヶ条③身体冷却法 -予防編- ④熱中症が疑われる場合の対応法⑤身体冷却法 -応急処置編- ――の5つで構成。

いずれも2~5分程度で、熱中症の予防や熱中症が疑われる場合の適切な対処法と応急措置について解説している。

同協会では昨年、「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」を改訂しており、動画もその内容に基づいている。

消防庁の集計によると、昨年に熱中症で救急搬送された7歳以上18歳未満の子供は全国で8707人。

これを受けスポーツ庁では5月28日付で、スポーツ活動中の熱中症事故防止策の徹底を通知。特に「新しい生活様式」では、外出時のマスク着用が求められており、マスクを着用した状態でスポーツを行うと体温を下げにくくなり、熱中症のリスクが高まるとして、息苦しさを感じたらすぐにマスクを外し、休憩を取るよう注意喚起している。

次のニュースを読む >

関連