【コロナと学校】調理員感染で給食停止 北海道岩見沢市

北海道岩見沢市で6月9日、学校給食岩見沢共同調理所に勤める調理員1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、同市教委は同日から市内の小中学校23校に向けた給食を停止した。9日は午前中のみの授業とし、10日は児童生徒が弁当を持参して通常授業を再開した。道保健所が他の調理員への濃厚接触状況を含めた調査と、同調理所の消毒作業を行い、給食の提供は当面の間、取りやめる。

同市教委によると、新型コロナウイルスに感染したのは、学校給食岩見沢共同調理所で給食の調理にあたる委託業者の女性職員。同市では5月26日に市内の美容室でクラスターが発生するなど、感染者が相次いで確認されていた。

同市内の小中学校は6月1日から通常授業を再開していたが、調理員の感染が確認された9日から、市内23校の児童生徒約5800人に提供する給食を停止した。8日までに提供した給食について同市教委は、十分な衛生管理のもとで調理されており、道保健所から安全性については心配ないとの見解が示されたとしている。

学校給食岩見沢共同調理所は2018年に開業したばかりで、最新設備が整った施設。食材の入荷、検収、下処理などを食材ごとに区分けして行い、調理員が他の作業エリアに立ち入らないように人の流れが制限される「ワンウェー方式」を導入するなど、衛生管理を徹底しているという。調理員は調理作業の間、マスクと業務用手袋を着用している。

同市教委学校給食課は「衛生管理を徹底してきたが、子供たちの安全を第一に考え、給食を当面の間、取りやめる。これからも食の安全管理に努めていきたい」としている。

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