保育士の実習は年度またいでも可 新型コロナ対応で通知

新型コロナウイルスの影響を踏まえ、厚労省は6月15日、保育士を養成する大学や専門学校などの指定保育士養成施設に向けて、実習施設の確保が困難な場合には、年度をまたいで実習を行ってもよいとする方針を通知した。新型コロナウイルスによる実習の中止や休講により、授業の実施期間が短い場合でも、必要な単位や時間を履修して卒業すれば、従来通り保育士資格があると明示した。

同通知では各養成施設に対して、新型コロナウイルスの影響で実習の中止や休講などの影響を受けた学生と、そうでない学生の修学の格差が生じないよう配慮するとともに、教員不足や施設が確保できないなど、十分な教育体制が整っていない場合は、当面の間、非常勤教員の確保や教室の転用・兼用などで必要最低限の体制を整えるよう求めた。

実習先の施設が受け入れを中止するなどして、実習施設の確保が困難である場合は、年度をまたいで実習を行っても差し支えないとし、それでもなお確保できない場合は、演習や学内実習によって実習の代替としてもよいとする考えを示した。

また、実習の中止や休講で授業期間が例年と比べて短縮された場合でも、各養成施設で必要な単位や時間を履修して卒業すれば、従来通り、保育士の資格があると認められるとする一方、養成施設に対し、時間割の変更や補講、レポート、オンラインを活用した遠隔授業などにより、教育の質を維持するよう求めた。

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