【9月入学】教育再生会議で検討 安倍首相が答弁

早期導入が見送りとなった9月入学について、安倍晋三首相は6月15日の参院決算委員会で、政府の教育再生実行会議で引き続き検討していく意向を示した。

安倍首相は日本維新の会の柴田巧参院議員への答弁で、新型コロナウイルスの感染拡大により学校の休校が長期化し、児童生徒の学習の遅れや地域間での学びの格差が生じることを懸念して、「9月入学を選択肢の一つとして議論した」と説明。その上で、「仮に後ろ倒しで実施した場合、国際的に見て、中学卒業年齢がさらに遅れてしまう。9月入学には賛成だが、こうした形でスタートするのは反対という方もいる」と、早期導入を断念した理由に言及した。

「拙速は避けなければならない。多くの方の賛同を得ながら進めていくことが大切だ」と強調し、「政府としては与党などの提言も踏まえつつ、9月入学を含めたポストコロナ期における新たな学びの在り方について考えていきたい。萩生田光一文科相の下、教育再生実行会議において検討に着手し、さらに議論を深めていきたい」と、時間をかけて検討を続ける考えを示した。

9月入学については、自民党秋季入学制度検討ワーキングチームが「今年度、来年度のような直近の導入は困難」とする提言をまとめ、これを受けて、安倍首相も早期導入を見送る考えを明らかにしていた。

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