大学入試で対立表面化 文科省、全高長の要望書受け取らず

新型コロナウイルスの影響による大学入試の日程について、全国高等学校長協会(全高長)は6月16日、大学入学共通テスト、国公私立全ての大学の総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)、一般選抜について、「実施時期を一体的に1カ月程度後ろにずらすことを求める」とした要望書を文科省に持参した。しかし、同省の担当者は「(私立を含めた)全ての高校の意見としてまとめてほしい」として、要望書を受け取らなかった。同省は6月中に公表する「大学入学者選抜実施要項」で、大学入試の日程や試験内容に関する指針を示す方針。しかし、大学と高校の溝は深く、高校側も一枚岩ではない。一連の対立が表面化したことで、実施要項の取りまとめは予断を許さない状況になってきた。

同省は17日夜、大学や高校の関係者や感染症専門家による「大学入学者選抜方法の改善に関する協議」の第2回会合を開き、対応を協議した。……

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