共通テストは3段構えで予定通り 大学入試の日程固まる

新型コロナウイルス感染症のまん延を受けた大学入試の日程について、文科省は6月17日、大学入学共通テストについて3段構えの実施案をまとめ、大学や高校の関係者との協議に提示した。本試験は予定通り実施し、同時に出願時から選択できる追試験を2週間後に設定、さらにウイルス感染などによって追試を受けられなかった受験生を対象に、その2週間後に「追試の追試」を実施する。総合型選抜(旧AO入試)は2週間後ろ倒しする一方、学校推薦型選抜(旧推薦入試)は予定通りとする。国公私立大の一般選抜(個別試験)は、追試験の設定や出題範囲の工夫などを前提に、予定通りの日程で実施する。協議では、入試日程の1カ月程度の後ろ倒しを求めていた全国高等学校長協会(全高長)が歩み寄り、全ての大学高校関係者が大筋で了承した。文科省は実施案の内容を「大学入学者選抜実施要項」に盛り込み、近く公表する。

同省がまとめた実施案と、大学や高校の関係者が出席した17日の「大学入学者選抜方法の改善に関する協議」第2回会合でのやりとりについて、同省の森田正信戦略官と前田幸宣・高等教育局大学入試室長が説明した内容を総合すると、それぞれの大学入試の概要は次のようになる。……

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