保育所などの事故1744件発生 子供の死亡事故は6件

昨年に放課後児童クラブや幼稚園で発生した子供の事故は1744件に上ることが6月26日、内閣府で開催された「第52回子ども・子育て会議」で明らかになった。前年と比べ、103件増加した。このうち死亡事故が6件(前年比3件減)、骨折などの負傷事故が1738件(同106件増)だった。

死亡事故が減少したことに対し、厚労省少子化総合対策室の森田博通室長は「減ってきているとは判断していない。来年増加するかもしれない。目指すのは死亡事故ゼロなので、しっかり指導監督していく」と厳しい見方を示した。

内閣府の集計によると、負傷事故1738件の内訳は▽意識不明 11件(前年比2件減)▽骨折 1401件(同71件増)▽やけど 7件(同1件増)▽その他 319件(同36件増)――などで、骨折によるものが約8割を占めた。

事故が発生した施設別で見ると、▽認可保育所 881件(うち死亡事故 2件)▽放課後児童クラブ 445件▽幼保連携型認定こども園 280件▽幼稚園 35件――などだった。また、ベビーホテルなどその他の認可外保育施設で3件、一時預かり事業で1件、それぞれ死亡事故が発生した。

事故が発生した場所で多かったのは、「施設内の室外」(837件)と「施設内の室内」(727件、うち死亡事故4件)だった。

同調査は昨年1月1日~12月31日の1年間に教育・保育施設などで起きた死亡事故や治療期間が30日以上の負傷や疾病を伴う、重篤な事故の報告件数を集計した。対象は認定こども園、幼稚園、認可保育所、放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)など。


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