九州豪雨 熊本、鹿児島、宮崎3県で臨時休校44校

梅雨前線による集中豪雨に襲われた熊本、鹿児島、宮崎の3県で、学校の休校や短縮授業が相次いだ。文科省が取りまとめた被害情報によると、今回の豪雨では、7月6日午前11時現在、熊本県25校、鹿児島県18校、宮崎県1校の計44校が臨時休校となった。また、鹿児島県で3校が短縮授業となった。

7月3日から降り続いた大雨で、熊本県では球磨川の堤防が決壊。増水で孤立化した同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿(せんじゅ)園」で入所者14人の死亡が確認されるなど、大きな被害が出ている。熊本県などによると、6日午後8時現在、同県内で計44人の死亡が確認された

文科省によると、6日午後2時現在、児童生徒や教職員など学校管理下での人的被害は確認されていない。

臨時休校となった学校の校種別内訳は、熊本、鹿児島、宮崎の3県を合わせて、▽小学校 6校▽中学校 5校▽高校 25校▽特別支援学校 4校▽大学 2校▽高等専門学校 2校――の44校。短縮授業となった鹿児島県内の3校は、全て高校だった。

暴雨によって物的な被害を受けた学校は、熊本県13校、鹿児島県1校、宮崎県1校の計15校。また、避難所となった学校は、熊本県20校、鹿児島県53校の計73校だった。

文科省では、7月4日に災害情報連絡室を設置、5日には災害応急対策本部に格上げした。4日に熊本、鹿児島両県をはじめ、各地の教委に対し、児童生徒の安全確保や学校施設の被害状況の把握などを要請。6日には被害を受けた熊本、鹿児島、宮崎3県の教委に対し、被災した学校施設の早期復旧を図るため、国の現地調査を待たずに事前着工する手続きを通知した。

菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、今回の集中豪雨について、被災自治体が国から復旧事業に必要な財政支援を受けられる「激甚災害」の指定に向け、調査を始めたことを明らかにした。「指定基準を満たせば、1週間後をめどに公表したい」と説明した。

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