SDGs達成度、日本17位 「質の高い教育」は最高評価

「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」(SDSN)と独のベルテルスマン財団はこのほど、国連が掲げた「持続可能な開発目標」(SDGs)の世界の達成状況を分析したレポートの2020年版を発行した。達成度に応じた世界ランキングで日本は17位となり、昨年の15位から後退したが、「質の高い教育をみんなに」などで、最高評価の「グリーン」を獲得した。

世界ランキングの1位はスウェーデン、2位はデンマーク、3位はフィンランドと、北欧諸国が上位を占めた。4位は仏、5位は独で、韓国は20位、米国は31位、中国は48位。日本はアジア諸国の中ではトップだった。

レポートの発行は6月30日付。日本は「質の高い教育をみんなに」「産業と技術革新の基盤をつくろう」「平和と公正をすべての人に」で、目標を達成できていることを示す最高評価の「グリーン」を獲得した。

一方で、「気候変動に具体的な対策を」「ジェンダー平等を実現しよう」「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」「パートナーシップで目標を達成しよう」は最大の課題とされ、最低評価の「レッド」だった。また、改善傾向度で「人や国の不平等をなくそう」が悪化していると指摘された。

今年は世界を巻き込んだ新型コロナウイルスのパンデミックの対応度に関するランキングも発表され、対象とされた経済協力開発機構(OECD)加盟33カ国の中で日本は6位だった。1位は韓国で、2位以下はラトビア、オーストラリア、リトアニア、エストニアと続いた。


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