【全国学力・学習状況調査】来年度は5月27日に変更

文科省は7月10日、2021年度の全国学力・学習状況調査について、5月27日に行う、と公表した。新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休校の影響で、年度を繰り越して前学年の指導を行う学校がある可能性に配慮して、当初予定していた4月20日の実施を1カ月余り後ろ倒しする。同省では「日程変更により、より多くの学校が参加できるようになる」と見込んでいる。

全国学力・学習状況調査については、今年度は4月16日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症による学校現場の負担が大きいとして実施を見送った。このため、来年度の調査は、2年ぶりの実施となる。

また、調査日に実施できない学校が事後的に調査を行う「後日実施」の期間は、通常、調査日の翌日から約2週間としているが、来年度は調査日に実施できない学校に配慮して、期間を約1カ月間に延長する。

一連の日程変更により、結果の返却と公表は、例年の7月末から遅れて8月中下旬になるとしている。

小学6年生と中学3年生を対象に悉皆(しっかい)調査で行う来年度の本体調査は、国語、算数・数学の2教科。昨年度に初めて行った英語は、3年に1度のため実施しない。

同時に、今年度実施予定だった経年変化分析調査と保護者に関する調査を行う見通し。経年変化分析調査を受けた児童生徒の保護者を対象に、保護者に関する調査を実施するもので、家庭の社会経済的背景(SES)と学力の関係について継続的に調査分析できるため、専門家からも評価が高い。これまで3年ごとに行われている。

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