夏休み授業、文科相「出欠は柔軟に」 代替大会に配慮も

新型コロナウイルスによる長期休校の影響で、全国ほとんどの学校が夏休みを短縮して授業を実施する状況について、萩生田光一文科相は7月21日の閣議後会見で、「夏休みにしかできない貴重な経験がある。そういう機会を失うことがないように、出欠には柔軟な対応をしてほしい」と述べた。また、中止になった部活動や文化イベントの代替大会への参加について、「大会に出ることが公休扱いにならない学校もある。特別な事情の夏だと思うので、全国の教育委員会には柔軟な対応をしてほしい」として、学校現場に配慮を求めた。

夏休み授業の出欠に配慮を求める萩生田光一文科相

全国の学校設置者に対する調査で、95%の学校が夏休みなど長期休業期間の短縮を行うと答えた結果を受け、萩生田文科相は「新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、子供たちの学びを保障するため、さまざまな工夫によって学校における指導を充実することは大事」と、夏休みの短縮を評価した。

さらに夏休みの短縮や土曜授業を踏まえ、学校現場へのマンパワーの支援として、各自治体から夏休み前に、教員の加配、学習指導員、スクールサポートスタッフを合わせて、約6万6000人分の申請があったことを明らかにした。先週末、各自治体に対して交付決定の内示を済ませたという。

その上で、「やはり夏休みにしかできない、貴重な体験学習や経験がある。準備をしていた児童生徒たちが、そういう機会を失うことがないように、出欠などについては柔軟な対応をしてほしい」と述べ、さまざまな状況に配慮して出欠を取り扱うように求めた。

続けて、「スポーツや文化の代替大会を夏休み期間中にやろうと思ったら、夏休みは学校で授業になってしまい、その大会に出ることが、公休扱いにならない学校もあると聞いている」と指摘。「特別な事情の夏だと思う。ぜひ全国の教育委員会には、柔軟な対応をするよう、改めてお願いしたい」と話し、授業時数の確保だけではなく、代替大会などへの参加にも目配りするよう学校現場に配慮を促した。

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