AIによる個別最適化学習に危惧の声 中教審部会

GIGAスクール構想によって1人1台端末の整備が進む中、中教審教育課程部会は7月27日の会合で、端末整備によって実現可能になる個別最適化された学びについて、集中的に議論した。席上、児童生徒の知識技能の習得状況に応じてAIが学習内容を提示するようになった場合、「AIによる情報推薦が、子供にも教師にも、無視や抵抗のし難いものと映る可能性がある」との危惧が報告された。これに対し、委員からは、学習者自らが学びを最適化する重要性や、「個別最適化」の概念について共通認識を持つ必要性などが指摘された。

会合では、上智大学総合人間科学部の奈須正裕教授が学びの個別最適化について歴史的背景や世界各国の事例を踏まえ、課題点を整理した。……

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