児童生徒へのわいせつ行為やセクシュアルハラスメントで処分を受ける教員が過去最多となり、政府は学校における性犯罪・性暴力対策の強化に乗り出しました(6月18日既報:「わいせつ教員」は懲戒免職 性犯罪・性暴力対策を強化)。
現行の法制度では、わいせつ行為で懲戒免職になっても3年が経過すれば教員免許の再取得が可能になります。また、都道府県教委が共同運営する教員免許管理システムでは過去のわいせつ行為の情報を確認することができず、3年を過ぎると官報での検索もできなくなります。
萩生田光一文科相は7月22日、現行の教育職員免許法をより厳しく見直すため、早期の法改正に向けた準備を進めていると表明しました(7月22日既報:「わいせつ教員の厳罰化、早期に法改正」萩生田文科相)。
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