デジタル教科書の定義「見直しが必要」 文科省検討会議

1人1台端末の整備を目指すGIGAスクール構想を受け、ICTを活用した学校の授業でソフト面の柱となる学習者用デジタル教科書について、文科省は7月28日、検討会議の第2回会合を開き、授業実践の事例をヒアリングした。主要な委員からは「これまでに考えられてきたデジタル教科書は、児童生徒が1人1台の端末を持ち歩くことが前提になっていない」として、デジタル教材との連携を含め、学校教育でのデジタル教科書に対する定義や考え方を抜本的に見直す必要性が指摘された。また、学習指導要領をコード化して教材や外部のデジタルアーカイブとの連携を図るとする文科省の方針に対しても、「粒度が荒い」などと実効性に疑問を投げ掛ける意見が複数の委員から出た。

検討会議の正式名称は「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」。……