コロナ危機をきっかけに、オンライン授業のメリット・デメリットは何か、対面授業の代わりになるのか――といった議論が盛んにされています。
文科省が7月17日に公表した、新型コロナウイルスの影響を踏まえた公立学校の学習指導状況などの調査結果(6月23日時点)によれば、学校が課した家庭における学習の内容のうち、「同時双方向型オンライン指導」を行った教委の割合は15%となり、前回調査(4月16日時点)の5%から、10ポイント増えました。
また、7月20日に開かれた政府の教育再生実行会議では、会議終了後に協議内容を説明した鎌田薫座長(前早稲田大総長)によると、オンライン授業について「実際にやってみると、思ったよりも効果があった」と肯定的な意見が出た一方、対面指導の必要性を指摘する声もあり、「全体として、対面指導とオンラインを組み合わせるハイブリッド型を考えるべきだという意見が強かった」といいます。
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