女性校長登用の目標設定など 男女共同参画計画の素案

職場などでの女性の活躍や、男性の子育てへの積極的な参加などを目指した男女共同参画社会の実現を推進するため、男女共同参画社会基本法に基づく「第5次男女共同参画基本計画」の素案について、内閣府はパブリックコメントの募集を行っている。8月7日まで。学校においても、女性の校長や教頭などの管理職登用を推進するため、具体的な目標設定を行うよう要請するとともに、進路指導で女性の進出が進んでいない理工系分野の仕事内容や働き方への理解を促すことなどが盛り込まれた。

同素案では教育機関については、学校長や教頭などの管理職への女性登用を促すため、具体的な目標設定を要請。女性管理職の割合が高い自治体の取り組みを他の自治体に広めるとともに、管理職選考を女性が受けやすくする施策を検討する。

また、教職員支援機構が実施する、管理職への昇任を希望する教員対象の研修に女性枠を設定したり、女性管理職のネットワーク形成を促進したりする。

教職員が育児や介護を両立できるようにするため、勤務時間管理の徹底など、働き方改革を加速させ、男性の育児休業の取得やマタニティ・ハラスメントの防止などを進めることも明記した。

また、性別での役割分担意識や、性差に基づく偏見の解消に向けた学習プログラムの開発と、初等中等教育段階のキャリア教育で、男女共同参画の意識やワーク・ライフ・バランスについて学ぶ取り組みを促すほか、保護者や進路指導を担当する教員に対し、女性が高等教育を受けることや、女性参画が進んでいない理工系分野などの仕事内容と働き方への理解を推進する。

さらに、大学医学部の入試で、女性に不利な扱いが横行していた問題を受け、各大学に入試で性別を理由とした不公正な取り扱いが行われることのないよう、対策の徹底を各大学に求めた。

同素案は内閣府のホームページで閲覧できる。

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