部活動で女子生徒が集団感染 京都市の八条中で

京都市南区の市立八条中学校で7月27日から31日にかけて、同じ部活動に所属する生徒ら6人が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、京都市は集団感染が発生したとみられると、7月31日に発表した。同校と練習試合をした2校からも感染した生徒が1人ずつ出たため、同市教委はこの3校で部活動を含む全ての教育活動を8月18日まで中止するとした。併せて、市内の中学校や高校に向け、夏休み中の部活動で対外試合を行う場合は事前に校長らと情報を共有し、感染症対策を一層徹底するよう注意喚起した。

7月31日までに感染が確認されたのは、八条中から6人、山科区の安祥寺中と右京区の京都京北小中から1人ずつで、いずれも女子生徒。八条中では母親が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者としてPCR検査を受けた女子生徒の感染が27日に判明。この生徒が所属する部活動は7月23日から25日まで安祥寺中、京都京北小中などと4校で練習試合を行っていたため、濃厚接触者となった4校の生徒46人にPCR検査を行ったところ、31日までに、八条中で同じ部活動の生徒4人とクラスメート1人の感染が分かった。安祥寺中と京都京北小中では、練習試合に参加した生徒から1人ずつが感染していることが31日に判明した。3校で感染した8人は軽症もしくは無症状だという。

同市教委は感染した生徒の行動範囲を調査し、八条中では27、28の両日に校舎を丹念に消毒した上で、29日から臨時休校とした。感染者の出た3校は8月1日から夏休みに入っているが、18日までは補習や部活動などの教育活動を一切行わないとした。

同市教委はまた、7月31日付で市立の中学校、高校と特別支援学校に、新型コロナウイルス感染症対策を改めて徹底するよう、注意喚起を行った。部活動で他校と練習試合をする場合は、顧問の教諭が独自の判断で実施を決めずに、校長や教頭ら管理職と事前に情報を共有した上で、十分な感染症対策を講じた上で行ってほしいとした。

同市教委総務課は「部活動では練習の間、部員たちが密集、密接しないようにし、用具の使い回しはせず、使った用具は消毒するなど、感染予防につながることを徹底してほしい。熱中症対策にも気を配りながら、一つ一つの感染症対策を意識してもらうしかない」と、より入念な対策を求めている。

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