認可外保育施設2695カ所 指導監督基準適合せず

保育の質を確保する目的で、都道府県などが行う認可外保育施設の指導監督について、厚労省はこのほど、2018年度の実施状況を取りまとめ公表した。認可外保育施設は全国で1万2027カ所となり、前年度より2361カ所増加。届出対象施設への立ち入り調査の結果、指導監督基準に適合していない認可外保育施設は2695カ所に上った。

認可外保育施設の施設数と就学前入所児童数

昨年3月時点での認可外保育施設の内訳は▽ベビーホテル 1261カ所▽事業所内保育施設 3402カ所(うち、院内保育施設は611カ所)▽認可外の居宅訪問型保育事業 3250カ所▽その他 4114カ所。

これらの施設への就学前児童の入所児童数は17万3160人で、その内訳は▽ベビーホテル 1万8835人▽事業所内保育施設 4万5789人(うち院内保育施設 9716人)▽認可外の居宅訪問型保育事業 4748人▽その他 10万3788人。

年齢別では0~2歳児が10万1783人で、3歳以上は7万1133人、年齢不明が244人だった。さらに、保護者が夜間に働いているなどの理由で認可保育施設を利用している小学校就学児も6548人いた。

また、18年度に認可保育所などの認可施設・事業に移行したのは218カ所あった。

昨年3月時点での届出対象施設(8777カ所)の73.3%に当たる6433カ所の施設を都道府県、政令市、中核市が立ち入り調査した結果、指導監督基準に適合しているのは3738カ所、適合していないものは2695カ所だった。

適合していない施設の内訳は▽ベビーホテル 461カ所▽事業所内保育施設 863カ所▽その他 1371カ所。適合していなかった主な項目は「乳幼児の健康診断の実施」「非常災害に対する具体的計画(消防計画)の策定・訓練の実施」「サービス利用者に対する契約内容の書面による交付」「職員の健康診断の実施」などだった。


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