三重大医学部でクラスター 学生22人の感染が判明

三重大学医学部で8月1日から5日にかけて、10代と20代の男女22人の学生が新型コロナウイルスに感染したことが相次ぎ判明した。

同県新型コロナウイルス感染症対策本部によると、大学生13人が7月23日から1泊で和歌山県を旅行。このうち、三重大医学部の医学科と看護学科に在籍する男女の学生11人が、新型コロナウイルスに感染していることが分かった。このほか、和歌山県への旅行には参加しなかったものの、7月23日から25日にかけて関西の観光施設を訪れていた三重大医学部の男子学生1人が感染していた。

感染した12人の学生と一緒に食事をしたりするなどして濃厚接触者となった学生のうち、10人が2次感染者となったことが5日にかけて確認された。感染が判明した22人はいずれも津市在住で、軽症もしくは無症状だという。

同対策本部は、感染が判明した22人の学生は他者への感染が懸念される期間に、三重大医学部附属病院や提携先の病院での研修をしておらず、「院内感染の可能性は今のところない」との認識を示している。ただ、陽性と分かった学生と会食を共にするなど、日常生活での接触者、授業や演習での接触者、部活動の関係者の間での感染拡大が疑われるとして、行動履歴を詳しく調べている。

医学部でのクラスター発生を受け、三重大は感染が判明した学生が学内で立ち寄った箇所の消毒を行い、陽性と分かった学生と接触のあった可能性のある学生に対しては、自宅待機などを要請した。学生が関係した学部は授業を8月4日から2週間、完全にオンラインとし、全学の課外活動も同日から2週間停止する措置を講じた。学生に対しては、複数での会食や県境を越えての移動を当面の間、自粛するよう要請した。

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