【入試改革】WEBで国民から意見募集へ 大学入試会議

今後の大学入試について議論する、文科省の「大学入試のあり方に関する検討会議」の第13回会合が8月7日、WEB会議で開かれた。委員と外部有識者、団体からの意見に加えて、教員、受験生、保護者らの声も反映させようと、WEBで広く国民から意見募集することを決めた。今後は国民からの意見と、同省が進めている入試の実態調査を踏まえて、Withコロナ、ポストコロナ時代の大学入試の在り方についても議論するとした。

WEBでの意見募集を決めた検討会議

WEBでの意見募集は具体的には、「入試改革全体の経緯」「高校教育、大学教育と大学入試との関係」「大学入試の在り方」「大学入学共通テストの位置付けと、各大学の個別入試との関係」「英語4技能の育成・評価」「記述式問題の導入」「格差の解消・障害者への配慮」などの項目を選び、100字程度の意見と、400字程度の理由とを自由に記述してもらう。

投稿者の氏名や住所、性別は任意とするが、集計の精度を高めるため、年齢のほか、職業、学年などについては「高校3年生」「高卒認定試験合格者」「教職員(高校)」「会社員」「専業主婦・専業主夫」などと細分化した項目から選ぶようにする。募集期間は9月上旬にかけて、1カ月程度の余裕を持たせたいとした。

委員からは「地域による教育格差が問題となっており、投稿者の居住地を関東、東北などと、大まかでもいいから聞くべきではないか」などの意見が出された。

同省は投稿者が参考にできるよう、これまで12回開催した検討会議で出された意見の概要をまとめた資料を8月7日付で作成した。

学識経験者からの「大学入試改革は副作用が大きい。理念から出発すると必ず混乱が起こるし、意図しない影響が生じる。このため、こういう改革をしたらこういう影響が生じるという、出口からの議論が必要」などの意見を、詳しく紹介している。

また、今後の議論の進め方については、 英語4技能の評価、記述式出題の在り方に加えて、Withコロナ・ポストコロナ時代の大学入試の在り方についても議論するとし、論題の例としては、共通テストと個別試験の関係、一般選抜と総合型選抜・学校推薦型選抜の関係などを挙げた。

共通テストについては、個別試験との役割分担、基礎的な学習の達成度判定という目的を踏まえ、在り方を議論するとした。

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